【名古屋】「ゴールでチームを助けたい」柿谷曜一朗が開幕戦の意気込みを語る

2021年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

名古屋は今季9年ぶりとなるACLにも参戦

抜群のテクニックをゴールに繋げられるか。名古屋での新たな出発を決断した柿谷。写真:徳原隆元

 名古屋グランパスの柿谷曜一朗が新天地での決意を語った。

 アカデミーから所属していた古巣セレッソ大阪を離れ、名古屋への移籍を決断した柿谷は2月24日、オンライン上での取材に応じ、「最初の試合なので、お互い力は入るかなと思いますが、良いゲームができるようにお互い良い準備が出来ればと思います」と開幕戦にかける意気込みを語った。

 昨季のJ1リーグで3位に入り今季は9年ぶりとなるACLにも出場する名古屋は、主力選手たちを慰留し、DF木本恭生、森下龍矢、MF長澤和輝、FW齋藤学ら実力者たちを加えて豪華な布陣を完成させた。

 3年目を迎えるマッシモ・フィッカデンティ監督の下、昨季最少失点だった堅守に加え、新たな攻撃の中心として注目されているのが柿谷だ。

 Jリーグ屈指の技巧派は「移籍してきて早くチームに馴染もうとしているなか、名古屋はマッシモ監督になってからスタイルが確立されている。そこについていけるようにキャンプでもトレーニングをつんできた。個人としてはゴールという形でチームを助けたい」と、周囲からの期待も自覚している。
 
 開幕戦の相手は昇格組のアビスパ福岡だ。こちらも昨季のJ2リーグで最少失点の守備力をストロングポイントとしている。

 昨季はベンチ外の試合もあり、1得点に終わる不本意なシーズンとなった柿谷。新天地で再起をはかる"ジーニアス"が福岡の堅守に風穴を開けられるか。

 名古屋は福岡のホーム、ベスト電器スタジアムで2月28日の日曜日、13時キックオフで新シーズンが開幕する。

【画像】J1各チームの2021年シーズン予想フォーメーション

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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