「彼を買えるのは最大10クラブ。プレミアには…」超逸材ハーランドの去就を敏腕代理人ライオラが語る! 今夏の移籍は――

2021年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「『ルイス・ハミルトンに興味がない』というF1チームはあるかい?」

ブンデスリーガやチャンピオンズ・リーグで得点を量産しているハーランド。そのモンスター級の能力に世界が注目している。 (C) Getty Images

 衝撃的な発言だ。

 現地時間2月23日、英公共放送『BBC』のインタビューに応じた敏腕代理人のミーノ・ライオラは、ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの去就について、「彼を獲得できるのは世界でも最大10クラブしかない」と明言した。

 弱冠20歳のハーランドは、目下、急成長中の点取り屋だ。今シーズンも公式戦25試合で27ゴール・7アシストと、規格外のポテンシャルをいかんなく発揮している。

 伸びしろを存分に感じさせるハーランドは、今夏の人気銘柄と目されており、すでに、レアル・マドリーやバルセロナをはじめ、シティとユナイテッドのマンチェスターの2強など数多のメガクラブからの関心が報道されている。
 
 大争奪戦が必至と見られている超逸材FWの去就。ライオラは、そのヒントを残した格好だ。『BBC』に対して、「彼の力は誰もが認めている」と語ったうえで、こう続けた。

「アーリングのことを高い潜在能力を秘めた未来のスターだと見ない人間はいないよ。イブラヒモビッチやメッシ、ロナウドは、『あとどれくらい楽しめるか』という領域に入っている。しかし、ハーランドは次の10年のスターだ。誰もが新世代を探している時にふさわしい選手なんだよ。ドルトムントの次にハーランドを獲得できるのは、世界でも最大10クラブだけ。そのうちプレミアリーグには4クラブある」

 メガクラブ同士の獲得レースが熾烈を極めれば、移籍金が最大2億ユーロ(約250憶円)になるとも報じられているハーランド。もはや青天井となっている"顧客"の現状についてライオラは、「『興味がない』というディレクターや指導者はいない。『ルイス・ハミルトンに興味がない』というF1チームはあるかい?」と笑っている。

 ドルトムントとは24年6月までの契約を締結しているハーランドは、今夏に新天地を目指すことはあるのか。移籍となれば、エポックメーキングな世間を賑わすのは必至だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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