「許されないミスだ」8連勝目前で痛恨のPKを与えたバルサDFを現地メディアが糾弾!大手2紙がまさかの“0点評価”

2021年02月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「バルサの勝利を台無しにした」

カディス戦でまさかのPKを献上したラングレ。(C) Getty Images

 リーグ戦8連勝は、土壇場で水泡に帰した。前日に首位のアトレティコ・マドリーがレバンテに敗れ、その差を詰めるチャンスだっただけに痛恨だ。

 現地時間2月21日に開催されたラ・リーガ第24節で、3位のバルセロナは敵地で昇格組のカディスと対戦した。

 コパ・デル・レイではセビージャ、チャンピオンズ・リーグではパリ・サンジェルマンに敗れたものの、リーグ戦では7連勝中のバルサは、ペドリへのファウルで得たPKをエースのリオネル・メッシが決めて31分に先制。その後の追加点のチャンスは逃がしたものの、1点のリードを守ったままゲーム終盤を迎えていた。

 このまま危なげなく逃げ切るかと思われた88分、カディスが左サイドから送り込んだクロスをクリアしようとした足を振り上げたDFクレマン・ラングレが、敵FWルベン・ソブリーノを蹴ってしまい、PKを献上。これをアレックス・フェルナンデスに決められ、まさかの同点ゴールを許してしまう。勝ち越し点を奪う時間は残されていなかった。

【動画】「バカげたペナルティ」痛恨のPK献上!ラングレの信じ難いミス
 あまりに不用意なPKを与えたフランス代表DFに、現地メディアは厳しい評価を与えている。

 スペイン紙『AS』は、「バカげたペナルティを与えたラングレの許されないミス」と辛辣批判。3点満点の採点は「0点」とした。

 同じく「0点」をつけた『MARCA』紙は、「ラングレでは不可能だ」と見出しをつけた記事を掲載し、「不条理なPKを献上したラングレの失策が、バルサの勝利を台無しにした」と糾弾。「クラシコでのセルヒオ・ラモスへのPKからこの試合でのPKまで、これまでの信頼感からは考えられない無数の重大なミスを犯している。危機的な状況で、(故障中のロナウド・)アラウホの復帰がこれまで以上に望まれる」とこき下ろした。

 パリSGにホームで4ゴールを叩き込まれるなど、不安定な守備が一向に改善されないバルサ。冬の移籍市場でマンチェスター・シティのDFエリック・ガルシアの獲得を望んでいたとされるロナルド・クーマン監督も頭が痛いところだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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