鹿島が必勝祈願を実施! 広瀬陸斗は選手会長として初の玉串拝礼を経験「“必ずタイトルを獲る”とお願いしてきました」

2021年02月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「攻撃でも持ち味を出して絡んでいきたい」

鹿島アントラーズは、選手29名とチームスタッフらで毎年恒例の必勝祈願を行なった。©KASHIMA ANTLERS

 鹿島アントラーズは2月20日、2021年シーズンに向け、毎年恒例の必勝祈願を鹿島神宮にて行なった。

 ザーゴ体制2年目となる今年は、クラブ創設30周年となる節目の年。5年ぶりの国内主要タイトル奪還を目指す鹿島の新シーズンがついに始まりを迎える。

「まずは必ずタイトルを獲るということをお願いしてきました」

 そう口にしたのは選手会長として初めて必勝祈願に臨んだDF広瀬陸斗。今年は、小泉文明社長、ザーゴ監督とともに選手を代表して広瀬も玉串拝礼を行なった。

「選手を代表して玉串をやりました。いままでは合わせる側でしたが、今回は代表してやったので、そこは身を引き締めてやりました。来週にはリーグ戦が始まりますし、キャンプも終わってみんな身体も良い状態。チームのまとまりも出てきて、そのなかで必勝祈願をして、これからもお願いしますという気持ちでやりました」
 
 広瀬は昨シーズン、横浜F・マリノスから完全移籍で加入。加入1年目ながら、主戦場とする右サイドバックでリーグ戦15試合に出場し、高精度のクロスで多くのチャンスを演出した。しかし、8月に右足を負傷して2か月の離脱を余儀なくされるなど、苦しい1年でもあった。

 昨季のリベンジを果たす意味でも勝負のシーズンとなる鹿島での2年目。開幕戦は2月27日、ホームに清水エスパルスを迎える。

「相手のロティーナ監督は去年はセレッソ大阪の監督で、繋いでくるサッカーをするチームだと思います。若い選手が激しくやってくるチームだと思うので、まずは自分たちの持ち味である球際とか、戦うところで相手より勝っていれば必然的に勝利に近づくと思います」

 まずは開幕戦へと照準を定める広瀬は、「攻撃でも持ち味を出して絡んでいきたい」と攻守に渡る活躍を誓った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】J1各チームの2021年シーズン予想フォーメーション
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