内田篤人氏が明かす欧州移籍秘話! 「シャルケ以外にもあった」“一番リアルなオファー”とは?「会長だかが日本に来て…」

2021年02月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

シャルケを選んだ理由は?

シャルケのレジェンドともなった内田氏が、当時の移籍秘話を赤裸々に語った。 (C) Getty Images

 鹿島アントラーズやブンデスリーガのシャルケなどでプレーした元日本代表DF内田篤人氏がDAZN配信番組『やべっちスタジアム』に出演し、MC矢部浩之さんと対談。現役時代の秘話を赤裸々に告白した。

 2010年の夏に鹿島からシャルケへ移籍した内田氏。だが、当時22歳だった同氏のもとには、欧州の複数クラブからオファーがあったという。矢部さんから「当時、オファーがあった国やチームはある?」と訊かれ、「シャルケ以外にもあった」と回想した。

「ローマとオーストリアのウィーン。僕、海外サッカーを観ないんでシャルケを全然知らなかったんですよ。でも、僕はローマに行くもんだと思ってました。ただ、チャンピオンズ・リーグに出れるのがシャルケだったんで、代理人が選んだんです」

 満を持して挑んだドイツの古豪で絶対的なレギュラーとなった内田氏は、シャルケ在籍時の秘話も続けざまに明かした。

「パリ・サンジェルマンからもありました! 確かあったすね。あと、バレンシア。バレンシアは本当に一番リアル。監督だか、会長だかが日本に来て、『話をしないか?』って言われました」
 
 さらに内田氏は、かつてプレミアリーグの超名門アーセナルからの誘いもあったことを激白した。

「アーセナルも噂レベルではありました。ブラジル・ワールドカップで、日本代表も僕自身も、あんまり評判よくなくて、多分なくなりました。補強候補のサイドバックの大枠の何人か、3、4人の中には入ってるって、代理人が言ってましたね。もしかしたら、アーセナルあるかもねと」

 欧州の名立たるクラブからのオファーを受けていたことを明かした内田氏。それでも「俺はシャルケで別にいいけどなと思った」と明かし、かつて「僕の人生の大切な一部」と語っていた同クラブへの愛着を匂わせた。

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構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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