中国からローマに帰還したステファン・エル・シャーラウィが、復帰戦前にピッチ外で思わぬ"敵"を倒したようだ。現地紙『Gazzetta dello Sport』など、複数メディアが伝えている。

　現地時間12日、17時頃のことだ。エル・シャーラウィは愛車のポルシェ・カイエンの窓ガラスを割り、窃盗を企む不審人物を発見。慌てて逃げ出した犯人に対し、イタリア代表のストライカーは快足を飛ばし追いかけると、タックルをお見舞いし見事"制圧"。その後、駆け付けた警察に身柄を引き渡したという。

　エル・シャーラウィは19年７月に、ボーナスを含めて年俸が最大2000万ユーロ(約25億円)のメガオファーを受け、３年契約で上海申花に入団。しかし、母国とは異なる環境に適応できず、契約を打ち切り先月30日に古巣への復帰を発表したばかりだった。

　度胸満点の28歳には、セリエA"再デビュー"にも期待が高まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部