ニームに加入した植田直通、フランスのカップ戦で先発デビュー! CBで90分間奮闘も、ニースに敗北

2021年02月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

要所で体を張った守備を見せたが…

フランスでデビューした植田。 (C)Getty Images

 現地時間2月10日、フランス杯の9回戦が行なわれ、リーグ・アンのニームはニースと対戦した。この試合で、今冬にベルギー1部のセルクル・ブルージュから半年間の期限付きでニームに加入した植田直通が、フランスでのデビューを果たした。

 背番号5は、4-2-3-1の最終ラインでグースムとコンビを組み、右CBで先発。落ち着いた入りを見せたが、開始13分、ニースのロニー・ロペスにセットプレーから先制点を許すと、29分には流れからロペスに2点目を奪われてしまう。

 それからしばらくの間、浮足立っていたニームだったが、36分、ドゥリエビッチのゴールで1点を返すことに成功。これでチームが落ち着きを取り戻し、前半を1-2で折り返した。

 後半開始からは前線から積極的にボールを追い、主導権はホームチームが握る。前半はやや動きが硬かった植田も、身体を張ったシュートブロックや体を入れたパスカットなどで、要所でニースの攻撃陣を相手にいいディフェンスも見せた。

 だが81分に右サイドから崩されてエリア内に侵入を許すと、レース=メルーにゴール前に飛び込まれ、3失点目を奪われてしまった。

 その後、ニームは流れを変えることはできず、試合には1-3で敗れ、フランス杯敗退が決定。植田のフランスデビュー戦は、苦い結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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