「この選考はがっかりだ」本田圭佑ら選出の“アジアTOP3”に中国メディアが嘆き! 韓国サイトは反論「そのレベルにない」

2021年02月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本や韓国との差は拡大している」

(左から)ソン・フンミン、本田が1、2位を占めた「アジアTOP3」にウー・レイ(右端)の名は……。 (C)Getty Images

 国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)が今月3日に発表した「アジアTOP3」が物議を醸している。

 IFFHSが選出したのは、2011年から2020年までの10年間におけるアジアの選手のトップ3だ。1位は韓国代表の大エースであるソン・フンミン(トッテナム)、2位はイタリアの名門ミランで10番も背負った本田圭佑(現ポルティモネンセ)、そして3位がアル・ヒラルで2019年のアジア・チャンピオンズリーグ制覇に貢献したサウジアラビア代表MFサレム・アル・ドサリという顔ぶれとなった。

 これに落胆を隠せなかったのが中国メディアだ。スポーツメディア『捜狐体育』は、「ウー・レイが入らなかったのはがっかりだ」と伝え、スペイン2部のエスパニョールでプレーする自国エースの落選を嘆いた。

【動画】過去10年のアジアナンバーワン! ソン・フンミンが決めた衝撃の「70メートル独走弾」はこちら
「IFFHSは先日、過去10年のアジアベスト11を発表し、ウー・レイも選出された。だが、残念ながらトップ3に入ることはできなかった」

 もっとも、記事は「この10年の中国サッカーは苦戦しており、日本や韓国との差は拡大している」と冷静に分析。「日本は欧州組だけで代表チームを作れ、韓国にはソン・フンミンのような選手がいるが、中国には言及する価値のある選手はウー・レイしかいない」と綴り、タレント不足を嘆いた。

 この『捜狐体育』に反応したのが、韓国のスポーツメディア『スポータルコリア』だ。ウー・レイについては、「中国が誇る選手ではあるが、アジアになれば話は違う」と皮肉り、こう続けている。

「ウー・レイは今シーズン、22試合で3ゴール・2アシストで、先発より交代で出てくる時のほうが多い。アジアのトップ3に入るには、まだ力が不足している」

 2位以下はさまざまな意見があるだろうが、1位のソン・フンミンには文句なしと言えうだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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