「他の生徒はまだ罰を受けるべきですか?」神戸のFW藤本憲明が大麻問題で揺れる母校の現状に言及。「僕はなにをすれば…」

2021年02月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「できるだけ早くプレーさせてあげたい」

神戸の藤本が、不祥事でいまだ活動休止となっている母校の現状に心配の声を上げた。写真:徳原隆元

 ヴィッセル神戸のFW藤本憲明が2月6日に自身のインスタグラムを更新し、大麻の問題で揺れる母校・近畿大サッカー部の現状に言及。現在も活動休止が続き、関係のない多くの部員にも影響が出ていることに対し、「僕はなにをすればいいですか?」と心配の声を上げた。

 近畿大サッカー部は昨年10月、2年生から4年生までの5名の男子部員が大麻を使用していたことが判明。関係していた12名の学生が退学や停学などの処分を受け、監督も辞任を発表し、サッカー部は無期限活動休止となっている。

 母校のこの問題を自身のインスタで触れた藤本は、監督や部員の処分が決定したことを伝えたうえで、「他の生徒はまだ罰を受けるべきですか?」と疑問を呈した。
 
「もうすぐリーグ戦も始まります。プロ目指してる選手もいると思います。どこか、プレーできる場所、サッカーを楽しめるようにしてあげたい。2部、3部から再出発とかなにか案はないか。僕はなにをすればいいですか?できるだけ早くプレーさせてあげたいです」

 この投稿には、「他の真面目にしている、部員の子がかわいそうです」「ほかの部員に関しては、活動停止する理由はないかと思います」「サッカーが出来る環境を絶対に与えてほしい」など多くの賛同の声が寄せられている。

 藤本は投稿の最後に、「#諦めるな近大サッカー部」とハッシュタグを添えてエール。育ててくれた母校の窮地を救うべく、立ち上がる意思を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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