「選手として最大の罪だ」泥沼3連敗のトッテナムに痛烈批判!OBジェナスが名指しで批判した2人は?

2021年02月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「何がしたいのか分からなかった」

自身初の“ホーム連敗”を喫したモウリーニョ監督。(C)Getty Images

 ジョゼ・モウリーニョが率いるトッテナムは、シーズン前半戦はリーグ首位に立つなど好調を維持していたが、昨年12月に行なわれたリバプール戦に敗れて以降、調子が下降線に。主砲のハリー・ケインの故障離脱も重なり、完全に失速してしまった。

 現地時間2月4日に行なわれたプレミアリーグ第22節のチェルシー戦にも0-1で敗れてリーグ戦3連敗を喫し、8位に転落した。

 この不調を見かねて苦言を呈したのが、マンチェスター・ユナイテッドなどでプレーした元イングランド代表DFのリオ・ファーディナンドだ。英スポーツ放送『BT Sports』のトーク番組に出演し、「何がしたいのか分からなかった」と試合内容を痛烈に批判している。

「ケインがいないと、何もないチームだ。個性が消失した。自信もなく、リーダーもいない。誰も引っ張ろうとしないんだ。

 選手もジョゼもスタジアムにファンがいなくて幸運だったよ。すさまじいブーイングが巻き起こっていただろう。チェルシーの選手は『なぜプレッシャーに来ないんだろう?』と不思議に思っていたはずだ。あまりにも何も起こらなかった」
 
 そして、同じ番組に出演していたトッテナムOBのジャーメイン・ジェナスは選手を名指しで批判している。

「私が見ていたのは、怖がってボールに触らない選手たちだ。フットボーラーとして最大の罪だ。ジェスチャーもない! セルジュ・オーリエはなにもせずに立ち尽くしている。(カルロス・)ヴィニシウスは何がしたいんだ? ボックスに入るのかサポートするのか。結局、何もしていない。ボールに興味を持っていないんだよ」

 ちなみに、同番組のデータでは、この試合の前半45分でヴィニシウスがボールに触った回数は11回で、GKのユーゴ・ロリスの17回より少なかった。

 自身のキャリアで初めてとなるリーグ戦でのホームゲーム連敗を喫したモウリーニョも、手の打ちようがないのか。次節、ホームでのウエスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦で、スパーズは不調から脱することができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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