「自分の道を進んで行きたい」STVV加入の橋岡大樹が入団会見。浦和での心残りは…

2021年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

新天地での背番号は「4」に決定

STVV入団会見で、あふれ出る自身を覗かせた橋岡。※写真は会見中のスクリーンショット

 先月末に浦和レッズからベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)への期限付き移籍が決まった橋岡大樹が2月4日、オンライン上で入団会見を行なった。

 移籍先のSTVVには、日本代表GKシュミット・ダニエルや、FW鈴木優磨のほか、DF松原后、FW中村敬斗、FW伊藤達哉の日本人5選手が在籍している。

 6人目のサムライ戦士となった橋岡は、「STVVのメンバーとして楽しんで、チームの戦力としてピッチで奮闘する姿をみんなに見せられたら。簡単ではないですが、自分自身もがいてやっていくので、そんな姿を届けられれば良いなと思います」と意気込みを語った。

 新天地では「4」番を背負う。中、高と浦和の下部組織時代にも好んで付けていた背番号で、「純粋に嬉しい」、「アグレッシブでアツいプレーを思う存分出せれば」と望んでいた海外挑戦に胸を躍らせた。
 
 東京五輪世代の橋岡は、浦和の下部組織から2018年にトップチームに昇格し、初年度から出場機会を増やすと、昨季のJ1リーグでは31試合に出場。一昨年にはACLも8試合戦い、2得点をマークした。

「もっとタイトルを取りたかった。試合には多く出させてもらいましたが、もっと自分の良さを発揮できたのかな」と浦和での心残りを語ったものの、「ACLでも凄い選手と対戦して自信がついてきた。海外の速い、大きい、強い選手ともやっていけると思っています」と意気軒高だ。

 初の海外生活に向け、英語も早くから勉強し、「コミュニケーションが重要になってくる」と周りの海外経験者たちから事前情報も収集済みだ。

「自分の良さを出すというのが一番。コミュニケーションをとるというのもすごく大事だと思っています。日本人選手でも飛躍した選手が多いので、そういう選手たちと比べられると思いますが、そこは全然気にしないで、自分は自分の道を進んで行きたい。まずは、STVVでいち早く試合に出て、橋岡大樹という選手を知ってもらって、みんなに認めてもらいたい」

 浦和で着実に成長を遂げた若武者は、ベルギーでも同様のステップアップを果たせるか。隔離期間を終え、ビザが取得でき次第、すぐにでもチームに合流できる状況だという。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】思い出の清水戦のゴラッソからスタート!橋岡大樹、レッズでの歩み
 

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