本山雅志が始動!マレーシア2部のケランタン・ユナイテッドでも背番号「10」を背負う

2021年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

新天地には監督と選手、2人の日本人が待つ

2019年に北九州を退団していた本山。新天地となるマレーシアに向けて出発した。(C)SOCCER DIGEST

 黄金世代の元日本代表、本山雅志がついに始動した。

 2月4日に福岡空港からマレーシアに向けて出国したと九州の複数メディアが伝えている。

 東福岡高から1998年に鹿島アントラーズに加入し、数々のタイトルを獲得。1999年のワールドユースで世界2位に輝いたのをはじめ、日本代表でもファンタジー溢れるパス&ドリブルで観る者に娯楽をもたらした。

 そして、15年末に18シーズン在籍していた鹿島を離れ、ギラヴァンツ北九州に移籍。19年末で退団し、昨年末にマレーシア2部のケランタン・ユナイテッドへの移籍が発表された。
 
 クラブによると契約は1年で、背番号は10番になるという。

 新天地でも「10番」を背負う本山は、自身初の海外移籍となるが、マレーシア・メディアの「THE STAR」によれば、ケランタン・ユナイテッドは飲料大手のヤクルト・マレーシアとのパートナーシップのおかげで、ライバルクラブから東山晃監督と、23歳のDF谷川由来も獲得。

 さらにマレーシアのリーグに日本代表経験のある選手が参加するのは初めてで、「本山は41歳ですが、来シーズンはこのチームと地元の選手たちに何か特別な貢献をしてくれると確信しています」とレジェンドの到来に大きな期待を寄せている。

 2月下旬から始まるリーグ戦で黄金の輝きを見せられるか。41歳となった稀代のドリブラーの新たな挑戦が始まろうとしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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