南野拓実が移籍市場の最終日にサウサンプトンへ! 再起を狙って「オーストリアのクロップ」の元に駆け込み

2021年02月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

出場機会を求めて駆け込む

リバプールで出場機会を得られていなかった南野拓実がサウサンプトンへ移籍した。 (C) Getty Images

 今冬の移籍市場最終日に驚きの移籍が決まった。

 現地時間2月1日、英衛星放送『Sky Sports』をはじめとする複数の英国メディアは、リバプールに所属する日本代表FWの南野拓実が、今シーズン終了までサウサンプトンへレンタルで移籍することを一斉に報じた。移籍事情に詳しいファブリツィオ・ロマーノ記者によれば、買い取りオプションは付帯しないという。

 また、英公共放送『BBC」は、「すでに移籍するための書類をプレミアリーグに提出している」と報じており、正式発表も時間の問題と考えられている。

 2020年1月にザルツブルクからリバプールへ移籍した南野。入団2年目で飛躍が期待された今シーズンは、公式戦17試合に出場して4ゴール・2アシストを記録しているものの、昨年12月19日のクリスタル・パレス戦(プレミアリーグ第14節)以来、出場時間はわずかに67分だけともがいていた。

 そうした状況下でプレー機会を求めて新天地へ駆け込んだ格好だ。現在、プレミアリーグで11位のサウサンプトンは、かつて自身が所属したザルツブルクと同じレッドブルグループが所有するRBライプツィヒを率いていた経験を持つオーストリア人のラルフ・ハーゼンヒュットル監督が指揮するチームだ。

【動画】待望論も噴出! 南野拓実のプレミアリーグ初ゴールシーンはこちら
 この「オーストリアのクロップ」の異名を持つハーゼンヒュットル監督の下で、ハイライン&ハイプレスのエネルギッシュなサッカーを志向しているため、南野がフィットする公算は高いとみられている。

 果たして、南野は新天地でいかなる活躍を見せてくれるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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