【2021年必見のヤングプレーヤー10選|プレミアリーグ編】王者リバプールの新星やイニエスタを彷彿させるチェルシーMFに要注目!

2021年01月29日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

昨季に二桁ゴールのアーセナルFWも選出!

ジョーンズ(左上)、ギルモア(右上)、マルチネッリ(左下)、ランプティ(右下)らプレミアリーグには近未来のワールドクラス候補が目白押し。(C) Getty Images

 王者リバプールの中盤で台頭したカーティス・ジョーンズや躍進レスターを最終ラインから支えるCBウェスレイ・フォファナ、退団したジョッタの後釜を十分以上に務めているウォルバーハンプトンのペドロ・ネトなど、シーズン後半戦に入ったプレミアリーグには将来有望な逸材がひしめいている。同リーグに精通した目利きが厳選した2021年の注目すべきヤングプレーヤーは、この10人だ!

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カーティス・ジョーンズ(リバプール/MF/イングランドU-21代表)
生年月日:2001年1月30日(19歳)
身長・体重:185cm・68kg
推定市場価格:1700万ユーロ(約21億2500万円)


 キュ、キュと音がしそうな鋭いステップで突破を仕掛け、巧みなパスで周囲も生かせる攻撃的MF。勝負どころの駆け引きに磨きがかかり、王者リバプールのインサイドハーフで存在感を高めている。下部組織の出身で、ファンの期待もひと際大きい。


ビリー・ギルモア(チェルシー/MF/スコットランドU-21代表)
生年月日:2001年6月11日(19歳)
身長・体重:170cm・66kg
推定市場価格:750万ユーロ(約9億3750万円)


 ボールを受けたらショートパスをテンポ良く四方に散らし、中盤底の位置から19歳とは思えない貫禄で攻撃を組み立てる。昨シーズン終盤戦で痛めた膝の怪我を克服し、12月のCLで躍動した。テクニックとパス能力に優れ、憧れは自身のプレースタイルに近いイニエスタ。
タリク・ランプティ(ブライトン/DF/イングランドU-21代表)
生年月日:2000年9月30日(20歳)
身長・体重:164cm・62kg
推定市場価格:1800万ユーロ(約22億5000万円)


 思いっきりよくタッチライン際を駆け上がり、自慢のスピードで右サイドをぶっちぎる超攻撃的ウイングバック。164センチと小柄だがアジリティーに優れ、マーカーは一度離すと追いつけない。


ウェスレイ・フォファナ(レスター/DF/フランスU-21代表)
生年月日:2000年12月17日(20歳)
身長・体重:190cm・81kg
推定市場価格:2700万ユーロ(約33億7500万円)


 速さと強さ、読みの良さを兼備。最終ラインを支えながら、チャンスと見れば攻撃にも積極的に参加するモダンなCBだ。新戦力ながら瞬時にフィットし、早くもレスターの主力としてプレーする。前半戦は怪我で離脱したチャーラルの穴を見事に埋めた。


ガブリエウ・マルチネッリ(アーセナル/FW/ブラジルU-23代表)
生年月日:2001年6月18日(19歳)
身長・体重:180cm・75kg
推定市場価格:2500万ユーロ(約31億2500万円)


 20年6月に負った膝の怪我が完治し、完全復活を期す。敵との間合いを外して背後に飛び出し、加速力を駆使して一気にチャンスを作り出す。18歳で挑んだ昨シーズンは26試合に出場し、10ゴールを挙げた。アーセナルの未来を担うFWだ。

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