昨年10月にスペイン２部のサラゴサを退団してからフリー状態が続いていた香川真司。先日、現地報道でギリシャ１部のPAOKに加入するとされ、26日には現地空港に降り立った様子がメディアによって報じられた。

　そのギリシャ・メディア『SDNA』によれば、香川とPAOKの契約は１年半になる見込みのようだ。同国入りした際の香川は、PAOKのスタッフとみられる人物からマフラータオルとロゴが入った黒いマスクを渡され、その場で着用しており、入団は確実とみられる。
 

　ただ、正式発表は健康診断の結果が出た後になるようだ。その一方で同クラブの公式SNSは26日、香川入団を"匂わせる"投稿をした。背中からライトアップされた人影が浮かび上がる画像に「Rise Up」というタグ、そして考え込む顔文字がふたつ添えられている。

　これに現地のファンや日本のファンが反応し、「発表が待ち遠しい」「後光が差してる」「日本のスーパースターをよろしくお願いします」「君のここでの成功を祈るよ！」といったコメントが寄せられた。

　一時はJリーグのセレッソ大阪に戻って来るのではという報道も浮上したが、香川は「ヨーロッパでのプレー」にこだわった。31歳の日本人プレーヤーの新天地での活躍に期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【写真】このシルエットは香川真司？ PAOKが投稿した匂わせ写真はこちら