【C大阪】「第二の家として一生忘れません」マテイ・ヨニッチが上海申花へ完全移籍。新たにブラジル人大型DFチアゴを獲得

2021年01月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

ヨニッチはここ2年フルタイム出場を継続していた

空中戦で抜群の強さを発揮していたヨニッチ。191センチの大型DFチアゴに期待が集まる。写真:田中研治

 セレッソ大阪は1月21日、DFマテイ・ヨニッチの上海緑地申花(中国)への完全移籍と、30歳のブラジル人DFチアゴの獲得を発表した。

 年代別のクロアチア代表歴を持つヨニッチは、2017年に韓国の仁川からC大阪に加入。初年度からチームの中心選手として活躍し、ここ2年はフルタイム出場を続けるなど、チームにとって欠かせない選手だった。

 そんな30歳の誕生日を迎えたばかりの守備の要は、クラブへの感謝を以下のようにコメントした。

「親愛なるセレッソ大阪とファンの皆様、突然のことで皆様を驚かせてしまい申し訳ありません。私のサッカー人生の中でセレッソの一員になれた事は最高な出来事でした。皆様が自分を必要としている事は誰よりも分かっていますが、家族と相談し、年齢的にもこれが最後のチャンスと思い、新しい環境で自分を試したい、という決意に至りました。私を必要とし熱心に話をしてくれたセレッソには本当に申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。私はセレッソを第二の家として一生忘れません。今までサポートして下さった選手、スタッフ、サポーターの皆様、本当にありがとうございました。桜の戦士はいつまでも僕の心に居続けます」
 
 昨シーズンを4位で終え、アジア・チャンピオンズリーグのプレーオフを戦うC大阪は、同日にセアラーSC(ブラジル)からDFチアゴの獲得も発表。ヨニッチをも上回る191センチ・89キロという大型DFは、背番号6に決定した。

 堅守を誇ってきたC大阪は、レヴィー・クルピ新監督のもと新たなサイクルに突入しようとしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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