「ストライカーデュオが打ち負かす」二桁得点到達の鈴木優磨と“新相棒”を現地紙絶賛!本人も「お互い意識しあってる」

2021年01月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

シント=トロイデンは直近5戦4勝と状態が上向き

2点を挙げ、今シーズンのゴール数を二桁に乗せた鈴木。得点ランクは5位に浮上した。(C)STVV

 現地時間1月17日、ベルギー・リーグ第20節が行なわれ、シント=トロイデンはホームでルーベンと対戦し、3-1で勝利を収めた。この試合で圧巻の輝きを放ったのが、鈴木優磨だ。

 まずは0-0で迎えた10分。左サイドからイロンベ・ムボヨが上げたクロスに、走り込みながらヘディングシュート。卓越したゴールセンスで鮮やかに先制点を奪ってみせた。

 さらにムボヨが1点を加え、2-1で迎えた53分にこの日2点目をゲット。前線に運んだムボヨからラストパスを受けると、冷静に左足で流し込んだ。これで今シーズンのリーグ戦の得点は、ついに二桁に到達した。

【動画】最強デュオ爆誕!スズキ&ムボヨの連係から生まれた圧巻のゴールはこちら
 
 試合後にインタビューに応じた鈴木は、「ムボヨさんが2点素晴らしいボールをくれたので、僕としては決めるだけだった。ムボヨさんとは練習のときからなるべくお互い意識しあってるし、本当に今日はお互いの特徴が出せたゲームだと思う」とコメント。今月8日に加入したばかりの新相棒に賛辞の言葉を送った。

 このデュオの活躍に、現地紙『Het Belang van Limburg』は「ストライカーコンビ、ムボヨ-スズキがチームに快勝をもたらす」と見出しを打った記事で、「ムボヨ(1ゴール2アシスト)とスズキは(2ゴール)は抜群に効率的だった」と絶賛。

 また、『voetbalkrant』紙も「ストライカーデュオがルーベンを打ち負かす」と、やはり2人の息の合ったコンビネーションを称えている。

 シント=トロイデンは低迷が続くなかで、先月上旬に指揮官を交代。これが功を奏したか、直近5戦で4勝と確実に状態が上向きつつある。その原動力となっている絶好調の日本人ストライカーは、このままゴールを量産することができるか。期待が高まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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