現地時間１月13日、ベールスホットはホームでセルクル・ブルージュと対戦し、１-１で勝点１を分け合った。この試合で生まれた鈴木武蔵の２か月半ぶりのゴールが注目を集めている。

　スコアレスで迎えた22分だった。ラファエル・ホルツハウザーが自陣中央から一気にゴール前へロングボールを供給すると、鈴木は走り込みながらピタリとトラップ。そして最後はGKの動きを冷静に見極め、ペナルティエリア手前から左足で冷静に流し込んでみせた。

　一時は６試合で５ゴールの大爆発も、10月31日の11節以来、ゴールがぱったり止まっていた鈴木。そこに生まれた待望の今シーズン６得点目となった。これには国内外のファンも興奮気味に反応。SNS上では次のような日本代表ストライカーを称える声が寄せられている。
 

「武蔵らしいゴール！」
「走り出しとトラップで決まり」
「後ろからのボールめっちゃトラップしてる」
「これは強い」
「スズキのクリニカルフィニッシュ」
「wonderful」
「このゴールからまた量産態勢へ！」

　昇格組ながら優勝争いを演じるなど、序盤戦では旋風を巻き起こしたベールスホット。ただ鈴木がゴールから遠ざかるのと比例するように、チームも痛恨の４連敗を喫するなど、順位は低下の一途をたどっていた。そのなかでようやく"得点の嗅覚"を取り戻したサムライはここから再びゴールを量産し、チームを優勝戦線へと復帰させることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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