福岡が元C大阪のFWブルーノ・メンデスを獲得!「戦う姿勢を全面に出してチームの力になります」

2021年01月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本にすぐ馴染むことができました」と古巣セレッソに感謝

1年目の6得点を上回り、昨季は9得点を挙げているB・メンデス。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 アビスパ福岡は1月13日、クラブの公式ホームページでFWブルーノ・メンデスの期限付きでの獲得を発表した。

 ウルグアイのデポルティボ・マルドナドが保有権を持つブラジル出身の26歳FWは、ブラジルやポルトガルのクラブを渡り歩き、2019年にセレッソ大阪にレンタルで加入。得点力以外にポストプレーやプレス時の献身性も併せ持ち、初年度は24試合・6ゴールを記録し移籍期間を延長。昨季はチーム内トップの9ゴールを叩き出していた。

 ACL出場権は獲得したものの、クラブはロティーナ監督からレヴィ―・クルピ監督へ政権交代するなど、変化を選択した。そんななかで、ブルーノ・メンデスは昨年末にレンタル期間を満了し退団することが発表されていた。

 C大阪のクラブを通して助っ人FWは、「ブラジルから新たな国にチャレンジをする事になった一日目から、全ての人に暖かく迎えていただいたことで日本にすぐ馴染むことができました。この旅に携わってくださったスポンサーの皆様、チーム関係者の皆様、そしていつも僕のチャントをスタジアムで歌ってくれたサポーターの皆様に感謝したいと思います。

 今年でセレッソ大阪を離れてしまう事になってしまいましたが、セレッソ大阪という素晴らしい宝物を心に秘めて行きたいと思います。これからも皆様の応援をしています。
本当にありがとうございました」と2年間の感謝を綴った。
 
 新天地となった福岡では、「アビスパ福岡のユニホームを着てプレーすることを誇り高く嬉しく思います。今季アビスパ福岡にとって素晴らしい一年になる為に、自分の戦う姿勢を全面に出してチームの力になります。必ずチームが目指す目標を達成しましょう。Vamos Juntos Avispa Fukuoka!(共に行こうアビスパ福岡!)」とコメントした。

 J2リーグを優勝した徳島ヴォルティスと並ぶ勝点84の2位で、5年ぶりとなるJ1昇格を果たした福岡。リーグ最少の29失点と鉄壁を誇っただけに、新シーズンの課題は得点力の向上にある。ブルーノ・メンデスは、昇格組・福岡の救世主となれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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