「もうポルトに戻ることはない」中島翔哉は中東行きが濃厚と報道も、本人は欧州残留が希望か? ポルトガル紙の見解は――

2021年01月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

移籍市場が閉まるぎりぎりまで粘る可能性も

再び中東行きが濃厚視されている中島。(C)Getty Images

 中島翔哉は、もうポルトでプレーすることはないようだ。

 現地紙『O Jogo』が1月12日、「ナカジマはポルトを離れ、これ以上はセルジオ・コンセイソン監督の下でトレーニングすることはない」と伝えた。「アル・アインは該当選手の渡航を望んでおり、中東へわたる日が近づいている」という。

 これまでの報道では、4000万ユーロ(約50億円)の買取オプション付きの今シーズン終了までのレンタルで、UAEのアル・アインに移籍することが濃厚視されている。同紙は「アル・アイン側にこの買取オプションを行使する余裕はないとみられるが、中東に向かうのはほぼ確実であろう」という見解を綴っている。
 
 しかし、現地紙『A BOLA』によれば、中島自身はヨーロッパでのキャリア続行を望んでいるとのこと。そのため、移籍市場が閉まるぎりぎりまで粘る可能性があり、中東に渡るのはまだ先になるかもしれないと伝えた。だが、ポルト側は中島の中東行きを望んでおり、これまでにベルギー1部のアンデルレヒトからのレンタル獲得打診は拒否したとされている。

 ただ、ポルトを退団するのは間違いなさそうだ。26歳のMFの新天地は、中東になるのか、それともヨーロッパになるのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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