「様子を見る必要がある」長友のライバルSBが夏の移籍を視野に? マルセイユでの今後のキャリアに言及

2021年01月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

現地ではアマビの代役として長友が出場しているという見解だが…

負傷がちなアマビ(右)に代わって出番も増えている長友(左)。 (C)Getty Images

 昨年9月からリーグ・アンのマルセイユに所属している長友佑都。契約は2021年夏までとなっている。

 左SBを主戦場とする長友は、当初、ジョルダン・アマビのバックアッパーとしての獲得というのが大方の見解だった。しかし、当のアマビに負傷が続いており、長友はこれまでリーグ戦10試合に出場。ただ、現地メディアなどでは、そのパフォーマンスには厳しい評価がついている。

 アマビ復帰を待ちわびているマルセイユだが、長友と同じ21年夏に契約が切れる。だが、「更新するかはまだ決まっていない」とコメントしたようだ。現地メディア『Sports.fr』が伝えている。
 
 アマビは同メディアのコラムニストから「今後のマルセイユでのキャリアはどう過ごしたい?」という質問に対して、「いくつか希望がある」と含みを持たせたという。

「僕はマルセイユでとても良くやっていると思っている。ただ、明日は何ができるか分からない状態にあるのも事実だ。だから、今後のことは本当によく分からない。もしかしたら、僕は来年はここにいるかもしれないし、いない可能性だってある。状況をよく観察する必要があると思う」

 同メディアによれば、アマビとの契約延長をクラブ側も希望しているようだが、新型コロナウイルスの影響で財政難となっており、今冬も"バーゲン価格"での補強しか望めない状況にあるという。アマビら主力が去る可能性も、ゼロとは言い切れない状況のようだ。

 アマビの去就は長友にも影響を与える可能性がある。今後の動向に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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