パニーニフットボールリーグにイタリアW杯得点王の“トト”・スキラッチ参戦! 本人に直撃インタビュー

2015年04月08日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

まさにレジェンドという感じですね(笑)

自らのカードを見て笑顔を浮かべるスキラッチ。自身も、子供の頃はパニーニ社のシールを集めていたとか。 (C)SOCCER DIGEST

 1990年イタリアW杯で開催国を3位に導き、自身得点王にも輝いたサルバトーレ"トト"スキラッチ。94年には創設間もないJリーグのジュビロ磐田に移籍し、97年途中で引退するまでに56ゴールを挙げるなど、日本にもなじみの深い選手だ。

 そのスキラッチが、パニーニフットボールリーグ(PFL)にレジェンドとして登場することが決定。そこで早速自身がカードになった印象をお聞きするとともに、彼自身の気になる近況などもうかがった。
 
パニーニフットボールリーグとは……PFL公式サイト
 
――――できあがった自分のカードを見てどう思いますか?
 
スキラッチ とてもカッコいいです。まさにレジェンドという感じですね(笑)。こうやって見てみると本当に偉大な選手ばかりで、その中に自分も入っているのは嬉しいですよ。
 
――――クラブチームとしては、やはりユベントス時代が一番光っていたと思いますか?
 
スキラッチ そうですね、最高の思い出はいつもユベントスと結びついています。89年にメッシーナからユベントスに移籍し、セリエAデビューした年にコッパ・イタリアとUEFAカップで優勝。その後代表にも選ばれ、W杯に出場しました。多分みんなも私のイメージはインテルではなく、やはりユベントスでしょう。
 
――――小さい頃はあなたもパニーニを集めていましたか?
 
スキラッチ もちろん! イタリア人の子供なら誰だって集めていました。私の頃はカードではなくてシールで、ゲームというよりアルバムに選手のカードをコレクションするという感じでしたが、どうしてもすべての選手を揃えたくて、毎回まだ持ってない選手が入っていますようにと祈りながら、パッケージを開けたものです。また互いに持ってないカードを友達とトレードしたり、もちろんレアカードもあって、そういうのは1対20枚とかで交換していましたね。
 
――――憧れの選手は誰でしたか?
 
スキラッチ 子供の頃、というわけではないけど、やはりパオロ・ロッシですね。私はずっとFWとしてプレーしていましたから。ただまさか自分が彼の後を継いで、W杯の得点王になるとは夢にも思っていませんでしたが(笑)。

次ページ時には俳優もしています。

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