「プレッシャーをかけすぎている」大迫勇也が抱える“問題”に、ブレーメンのスカウトが独紙で言及

2021年01月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

指揮官は信頼を強調も…

調子が上がらず、現地でも厳しい評価が続いている大迫。(C)Getty Images

 ブンデスリーガのブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也。現地報道では今冬には日本に戻るのではないかという報道も流れ、パフォーマンスとその去就に注目が集まっている。

 そんななか、クラブのOBでありスカウティングを担当するクレメンス・フリッツ氏が地元紙『WESER-KURIER』の取材に応じた。

 フリッツ氏は「大迫はメンタル面で問題を抱えている」とコメント。「彼自身が自分にプレッシャーをかけすぎているんだ。スタッフや選手たちとも話して、どうにかしてリラックスした状態に戻る方法を見つけなければならない」としている。
 
 また、チームを率いるフロリアン・コーフェルト監督は大迫との1対1での面談を望んだことを明かしている。

「ユウヤと話をして、この局面から抜け出せるように一緒に取り組んでいる。彼のプレーのクオリティはチームにとって非常に重要なんだ。難しい局面でも協力し合っていく」

 ブレーメンは現地9日にホームでレバークーゼンと対戦する。大迫が先発に含まれるかは不明だが、けが人の関係もあり、スカッドには含まれる見込みだという。

 今シーズンは公式戦12試合に出場(先発7試合)、1アシストという結果にとどまっている大迫。「責任感が強すぎる」と評された30歳のベテランFWは、なんとか現状を打破できるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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