「完璧な勝利」食野亮太郎がリオ・アベの完勝に貢献! 指揮官も成長ぶりに太鼓判「言語の問題はあるが…」

2021年01月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

安西幸輝との日本人対決で貴重なゴール

カップ戦を含めて今シーズン3点目を決めた食野。(C)Getty Images

 現地時間1月8日、ポルトガルリーグ第13節が行なわれ、食野亮太郎が所属するリオ・アベが安西幸輝を擁するポルティモネンセとホームで対戦し、3-0で勝利した。

 食野が移籍後2度目、安西は11試合連続で両日本人プレーヤーが先発した一戦で、51分にPKを獲得したリオ・アベが1点を先制。54分には安西と対峙した食野が右に切り込み、右足でシュート。ゴール左隅に流し込み、2点目を奪った。食野自身にとっては開幕戦に続く、今シーズン2点目の得点となった。

 ホームチームは76分にも1点を加えて、クリーンシートで快勝。現地局『tvi24』は「姿を現わしたメシノ」と勝利の立役者として名を挙げている。

「マンチェスター・シティが保有する日本人アタッカーは、リオ・アベで先発し、見事な手応えを得た。右サイドで躍動した22歳プレーヤーは、同胞の安西幸輝と興味深いデュエルを繰り広げ、ほとんどの場面で勝利を収めた。54分には自らゴールを決め、リオ・アベのシャツを着て3点目(カップ戦含む)のゴールをマークした。完璧な勝利に貢献している」
 
 また、試合後にはペドロ・クーニャ監督も食野のゴールを称え、その成長に太鼓判を押した。

「メシノは英語にすら苦労しているという言語面での難点があるが、クオリティのある選手だ。これから成長していくだろうし、周囲をハッピーにする力がある。魅力的な選手だし、将来的にはもっと成長するはずだ」
 
 リオ・アベはこの勝利で貴重な勝点3ポイントを獲得し、9位に浮上。今シーズンは7位サンタ・クララから下位ファレンセまでが勝点5ポイントの間にひしめく大混戦となっている。

 リオ・アベは次節、15日に首位スポルティングと対戦する。食野は再び、チームの勝利に貢献することができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】食野亮太郎、リーグ戦で久々のゴール! 安西をかわしてシュートする決定的場面はこちら

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