元アビスパ福岡監督のペッキアがセリエBクレモネーゼの新指揮官に就任!3部降格の危機からチームを救えるか

2021年01月08日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

2019年にはJ2のアビスパ福岡を率いた

クレモネーゼの新監督に就任したペッキア。(C)SOCCER DIGEST

 セリエBのクレモネーゼは1月7日、ピエルパオロ・ビーゾリを解任してファビオ・ペッキアを新監督に招聘したと発表した。ペッキアとは今シーズン終了までの契約を結んでいる。
 
 2017-18シーズンにセリエBに昇格したクレモネーゼは、13位、9位、12位と4年連続でセリエBに残留し続けているが、今シーズンは17試合を戦い3勝6分け8敗の17位。直近の3試合(対モンツァ、レッジーナ、キエーボ)で3連敗したことで、監督交代に踏み切った。
 
 後任のペッキアは、現役時代にナポリやユベントス、サンプドリア、ボローニャなどでプレーしたMF。2009年に現役を引退すると指導者の道に進み、11年に当時セリエBのグッビオ、12-13シーズンにセリエCのラティーナの指揮官を歴任した。
 
 その後、ラファエル・ベニテス監督を支えるアシスタントコーチとしてナポリ、レアル・マドリー、ニューカッスルで経験を積むと、16-17シーズンにヴェローナの監督に就任。ヴェローナでは、1年目にセリエA昇格を成し遂げたが、2年目はセリエAで19位となり降格の憂き目に遭っている。2019年にはJ2のアビスパ福岡を率い、19-20シーズンはユベントスU-23の監督としてセリエCを戦った。
 
 今シーズンのセリエBでは、アレッサンドロ・ネスタ(フロジノーネ)、エウジェニオ・コリーニ(レッチェ)、クリスティアン・ブロッキ(モンツァ)らの名手が監督を務めており、また、モンツァには元イタリア代表FWのマリオ・バロテッリや元ガーナ代表MFのケビン=プリンス・ボアテングが所属しており、見所は満載だ。1月7日現在、1位がエンポリで、2位がサレルニターナ、3位にはセリエCから昇格したモンツァがつけている。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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