「ポルト退団は既定路線」ポルトガル紙、中島翔哉は指揮官の“構想外”と報道 「今冬にチームを出て行くしかない」

2021年01月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「中島の扱いは複雑だ」

中島は現在、リーグ戦やカップ戦のスカッドからも外れている。(C)Getty Images

 中島翔哉がポルトに残るという選択肢は、少なくとも指揮官にはないのかもしれない。

 中島に関しては、昨年末にポルトガル紙『A BOLA』は、アラブ首長国連邦(UAE)のクラブから関心を示されていると報じた。さらに、地元紙『O Jogo』は1月5日付けで「ナカジマとフェリペ・アンデルソンの退団は決定的だ」と伝えた。

「ふたりはセルジオ・コンセイソン監督の選択肢に入っておらず、冬の移籍市場でポルトを去るしかないだろう。彼らは先発ではなくともベンチに座り、スカッドの選択肢ではあったが、12月に決定的に居場所を失っている」
 
 さらに、すでに状況は動いているとも綴っている。

「ふたりの代理人も、ポルトではない代替案を検討しているようだ。ナカジマは1年近くレギュラーとしてプレーしておらず、日本代表での居場所さえ失った。アンデルソンはウエストハムでの不調を受けてキャリアを再スタートさせたかったが、それは叶わなかった」

 英紙『The Guardian』によれば、アンデルソンの保有元であるウエストハムはブラジル代表FWを一度呼び戻し、別のレンタル先を考えているとも報じられている。

 一方の中島については、「巨額を投じて獲得したこともあり、アンデルソンに比べて事態は複雑」とも見解を示した。ただ、「売却になるのかレンタルになるのかは不明だが、この冬にチームを出て行くことは既定路線だろう」としている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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