【ルヴァン杯】FC東京が11大会ぶり3度目の優勝! 助っ人2発で異例の“越年ファイナル”を制す

2021年01月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半は互いに1点を取り合う展開。勝負は後半へ

鮮烈な独走ドリブルで先制点を奪ったレアンドロ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ルヴァンカップ決勝の柏レイソル対FC東京が1月4日、東京・国立競技場で行なわれ、FC東京が2対1で勝利を収め、11大会ぶり3回目の優勝を飾った。柏側に新型コロナウイルスの陽性反応が判明した影響により、本来11月7日に行なわれるはずだった試合は、異例の越年での開催となった。

 試合は序盤から動いた。16分、FC東京はレアンドロがハーフウェーライン付近から単独で持ち上がり、エリア内に切れ込むと狙いすましたシュートで柏ゴールを陥れる。FC東京が先制する。

 しかし、柏もリーグ得点王のオルンガやクリスティアーノを中心に反撃に打って出ると、45分にはゴール前のこぼれ球を瀬川祐輔が押し込み、ネットを揺らす。柏が同点に追いつき、前半を終了した。


 迎えた後半、勝負を決めたのは途中出場のアダイウトン。74分、後方からのフィードに永井謙佑が頭で競って落としたボールに素早く反応すると、左足トゥーキックで柏ゴールにねじ込んだ。FC東京が勝ち越しに成功する。

 リードしたFC東京は、最後まで集中力の高い守備を維持し、6分間のアディショナルタイムを切り抜ける。試合は2対1でFC東京に軍配が上がり、11大会ぶり3度目の優勝を決めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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