今季初“ボランチ”長谷部誠&鎌田大地がレバークーゼン戦に先発! 10試合ぶりのリーグ2連勝に貢献

2021年01月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

長谷部は中盤の底で、鎌田はオウンゴールを誘発

今シーズン初のボランチで先発した長谷部。(C)Getty Images

 現地時間1月2日、約1週間ほど中断していたブンデスリーガが再開。第14節が行なわれ、長谷部誠、鎌田大地が所属するフランクフルトは、ホームに好調レバークーゼンを迎えた。

 長谷部は今シーズン初となる中盤の底でジブリル・ソウとコンビを組み、鎌田はワントップのアンドレ・シウバの背後でアミン・ユーネスと2シャドーの一角で先発した。

 先制したのは9分、レバークーゼンのアミリがフロリアン・ヴィルツのアシストを受けてネットを揺らす。

 リーグ2位のアウェーチームが勢いを増すが、フランクフルトはGKトラップ、CBヒンターエッガーを中心に跳ね返し続けて少しずつリズムを作る。そして22分、長谷部からのパスを受けたソウが、絶妙なタイミングで縦パスを送り、走りながら受けたユーネスがDFをかわして蹴り込む。このシュートで1点を返し、1-1で前半を折り返す。

 そして後半早々の54分、前線でキープした鎌田がエリア右を駆け上がり、DFを背負いながらも絶妙な溜めを挟んだグラウンダーのボールをゴール前に送る。駆け込んだ味方に合わせたボールは、思わずを足を出したレバークーゼンDFタプソバの足に当たり、オウンゴールを誘発した。

 2-1とした73分、鎌田にこの試合最大の絶好機が訪れる。左サイドを駆け上がったコスティッチが大きなクロスをゴール前に送ると、ゴール前でフリーだった鎌田がダイレクトシュート。だが、ボールの軌道は大きく枠を超え、背番号15は思わずピッチに崩れ落ちた。

 この3分後、鎌田はバルコクと交代。惜しくも年明けの初ゲームでゴールをマークすることは叶わなかった。

 その後はレバークーゼンが前線を3枚入れ替えて攻勢を増し、フランクフルトは防戦一方となる。だが、長谷部ら守備陣が集中力を切らさず、1点を守り切った。

 2-1で2021年初の逆転勝利を飾ったホームチームにとっては、第2節、第3節以来、10試合ぶりのリーグ戦2連勝。ブンデスリーガ最年長プレーヤーの36歳、長谷部はフル出場している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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