ブンデスリーガ27節の注目の一戦、ドルトムント対バイエルン戦が４月４日に行なわれ、アウェーの首位バイエルンが１−０で勝利した。ドルトムントの香川慎司はベンチスタートから67分に途中出場したが、見せ場は作れずに終わった。
 
　ハイプレスが機能したドルトムントのペースで序盤からゲームは進んだが、36分、バイエルンがワンチャンスをモノにする。粘ってボールを収めたレバンドフスキがミュラーへスルーパス。抜け出したミュラーのシュートのこぼれ球を、フォローしたレバンドフスキが頭で押し込んだ。
 
　後半もドルトムントがポゼッションで優位に立つものの、60分のロイスのシュートは惜しくも外れ、88分にFKを直接狙ったこれもロイスのシュートは、バイエルンの守護神ノイアーがスーパーセーブ。ブワシュチコフスキと代わって67分から出場した香川もいい形でボールが持てず、ゴールにつながる決定的な仕事はできなかった。