欧州復帰へ前進!? 本田圭佑がツイッターでボタフォゴ退団を認める「批判はすべて受け入れたい…」

2020年12月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

ボタフォゴ退団の理由は?

ボタフォゴに大きな期待を背負って入団した本田は欧州に舞い戻るのだろうか。 (C) Getty Images

 約1年ぶりの欧州復帰に近づいているのだろうか。

 現地時間12月30日、元日本代表MFの本田圭佑が自身のツイッターを更新。所属するブラジル1部のボタフォゴを退団する意思を表明した。

 今年1月に大きな期待を受けてボタフォゴへ入団した本田は、5大陸のプロリーグで得点を記録した史上初の選手となるなど好スタートを切ったが、チームは絶不調で低迷。次第にキャプテンを託された日本のカリスマへの非難の声も強まっていった。

 来年2月までの契約を残している中で、今月にはポルトガル1部のポルティモネンセとの交渉が明るみになり、その去就が注目されていた。

 渦中の本田は自身のツイッターを更新。「周知のことですが、ボタフォゴを離れます」とポルトガル語で切り出した。

「まず、結果が出せなかったという批判を全て受け入れたい。批判は当然であり、言い訳はしない。僕自身もがっかりし、申し訳なく思う」

「第二に、お世話になったことにとても感謝しています。とても良い経験になりましたし、空港やスタジアムに到着した時に、あれほど多くのファンを見たり、感じたりしたことはなかった」
 
 さらに「僕は個人的な仕事上の理由でこの決定を下した」と綴った本田は、こうも続けている。

「今シーズンは喜びに満ちていた。チームメイトにも感謝したい。ありがとう。僕は個人的にアジアのボタフォゴ大使としてクラブをサポートし続ける機会を模索している」

 ボタフォゴへの感謝を綴りながら、退団の意思を明確にした本田。その去就に関しては、今月29日に、ポルティモネンセのサンパイオ会長が現地のラジオ局『TSF』で、「ホンダのことはよく知っている。年齢に関係なく非常に価値があり、どのチームも欲しがる選手だ。細かな条件を決める必要性があるが、早く解決するつもりだ」と契約交渉が大詰めの段階にあることを認め、注目を集めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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