現地時間12月29日に開催されたラ・リーガ第16節で、バルセロナは乾貴士と武藤嘉紀が所属するエイバルとホームで対戦した。

　58分にCBロナルド・アラウホの不用意なボールロストから先制を許したバルサは、その後は猛攻を仕掛けたものの、67分にウスマンヌ・デンベレのゴールで１点を返すのがやっと。１－１のドローに終わり、エイバルに本拠地カンプ・ノウで初めて、勝点を献上してしまった。

　やはり痛かったのが、大黒柱であるリオネル・メッシの欠場だ。クリスマス休暇を過ごした母国アルゼンチンから帰還したものの、右足首に痛みがあり、出場を見送ったのだ。

　バルサは開始早々に獲得したPKをFWマーティン・ブライトワイトが失敗していた。10番がピッチに立っていれば、当然キッカーを務めていただけに、欠場が響く結果となってしまった。

【動画】現地騒然！フラストレーションを溜めたメッシの"失望シーン"

　そんななか、スペイン・メディアが注目したのが、スタンド観戦したメッシの振る舞いだ。試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、そそくさとその場を立ち去ろうとしたエースは、首を横に振って落胆した様子を露わにしたのだ。

『MARCA』紙が、「ドローの後、メッシはフラストレーションを示した。明らかに不満を感じていた」と綴れば、『AS』紙は「メッシのジェスチャーが全てを物語っている」と掲載。またリーガの中継を行なっている『Movistar』も「メッシの失望」と題して、このシーンの動画を公開している。

　相も変わらず自分頼みのチームに、メッシは不満を隠せなかったようだ。

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構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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