「世界で最も忠実な選手がリタイア」鹿島GK曽ケ端準の引退に海外注目!メッシを凌ぐ“世界一”の記録も紹介

2020年12月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

23年間で17のタイトル獲得に貢献

24日に現役引退を発表した曽ケ端。写真:滝川敏之

 鹿島アントラーズは12月24日、GK曽ケ端準の引退を発表した。

 現在41歳の曽ケ端は、1998年に鹿島ユースからトップチームに昇格して以来、アントラーズひと筋、今シーズンで23年目だった。

 その23年間で17のタイトル獲得に貢献した守護神の引退に、海外も注目している。

 圧倒的なデータ量で、世界中の移籍情報をとり取り扱っているドイツの専門サイト『transfermarkt』は、「世界で最も忠実な選手が引退」と、ベテランGKがユニホームを脱いだ事実を伝えた。

 記事によれば、同サイトの統計では、曽ケ端が鹿島に在籍した日数は、「22年10か月23日」。これは、ひとつのクラブに継続して在籍した期間としては、全世界のフットボーラーのなかで、現役ナンバーワンだという。
 
 ちなみに、ランキングの13位タイには、現役引退を発表している川崎フロンターレの中村憲剛と柏レイソルの大谷秀和(17年10か月23日)が、19位にはバルセロナのリオネル・メッシ(16年11か月23日)が入っている。

 ひとつのクラブで現役を終える選手が少なくなるなか、世界に誇れる記録を残した曽ケ端。そのキャリアに改めて賛辞を贈りたい。

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構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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