高校サッカー選手権、全試合でチケット一般販売なしに!政府のイベント制限を受け決定

2020年12月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

当初は準決勝以降チケット販売予定だった

全試合でチケット販売中止が決まった。(C)SOCCER DIGEST

 日本サッカー協会(JFA)12月24日、31日に開幕する第99回全国高等学校サッカー選手権大会の準決勝と決勝のチケット一般販売を中止すると発表した。

 今大会は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、1回戦(31日)から準々決勝(1月5日)まではチケット販売を行なわず(保護者・学校関係者等のみ観戦可能)、一般発売は準決勝(9日)と決勝(11日)のみとなっていた。ただ今回の発表によると、大規模イベントの開催を1月11日まで自粛する方針が政府より各自治体に通達されたことを受け、日本サッカー協会と全国高等学校体育連盟および民間放送43社の主催3者で協議を重ねた結果、準決勝以降もチケット販売を中止するとのこと。
 
 政府のイベント制限は東京都を対象としたもので、準決勝・決勝は埼玉スタジアムで実施されるが、競技(試合)を開催することを第一とし、保護者・学校関係者等のみ試合観戦可能にするという。なお、選手・関係者はそれぞれ体調管理に努め、新型コロナウイルス感染予防対策を十分に行なった上で大会を開催するとしている。

 これで第99回大会は、全試合でチケット一般販売なしとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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