湘南が4選手の加入を発表!鹿島から名古新太郎と山本脩斗の2選手を獲得

2020年12月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

湘南は2020シーズンを最下位で終える

湘南に加入が発表された鹿島の山本(左)、名古(中)、と山形の中村(右)。(C)SOCCER DIGEST

 湘南ベルマーレは12月23日、クラブの公式ホームーページで4名の選手が加入することを発表した。鹿島アントラーズからMF名古新太郎、DF山本脩斗を、モンテディオ山形からMF中村駿、福島ユナイテッドFCからはFW池田昌生を獲得した。

 期限付きで加入する24歳の名古新太郎は、静岡学園高、順天堂大を経て2019年に鹿島でプロデビュー。昨季はカップ戦で得点も記録し、今季は公式戦9試合に出場していた。クラブを通じて名古は「チームのために全力で闘い、勝利に貢献できるように頑張ります」とコメントしている。

 完全移籍となった35歳の山本脩斗は、当時J1のジュビロ磐田で6年、鹿島で7年間を過ごし、ACL制覇をはじめ、J1と天皇杯を1度ずつ、ルヴァンカップで2度優勝を経験している。「自分のこれまでの経験をプレーという形で示し、湘南ベルマーレの勝利のために、全力で取り組んでいきたいと思います。クラブの目標達成ため、ともに戦いましょう!」と意欲を示した。

 J2の山形から完全移籍でステップアップを果たした26歳の中村駿は、豊富な運動量でチームを統率できるボランチ。3年連続でリーグ戦38試合に出場するなどタフさも魅力だ。「J1の舞台でプレーできることに今からワクワクしています。チームに良い影響を与え、力になれるよう頑張りますので熱い応援よろしくお願いします」と意気軒高。
 
 そしてJ3の福島ユナイテッドから完全移籍の池田昌生は、セレッソ大阪下部組織出身の21歳。東山高から2018年に福島に加入し、J3リーグの3年間で97試合に出場し8ゴールをマークしている。「1日でも早くチームの勝利に貢献できるようにひたむきに頑張ります。そして湘南ベルマーレと共に成長できることを自分自身楽しみにしています」と湘南での飛躍に胸躍らせている。

 また、湘南ではU-18に所属していたMF横川旦陽のトップチーム昇格とガイナーレ鳥取への期限付き移籍も同時に発表されている。

 最終節で18位だった清水が勝利し、仙台との直接対決に引き分けた湘南は2020シーズンを最下位で終えた。来季への戦いはすでに始まっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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