「夢のような状況ではないが…」久保建英は残留を希望と現地報道!それでもビジャレアルが放出に傾いたワケは?

2020年12月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリーは「危機的な状況とは見ていない」

冬の移籍市場での退団が指摘されている久保。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 驚きの一報にスペイン中が騒然となった。

 現地時間12月20日、全国紙の『AS』が、前日のオサスナ戦で久保建英が今シーズン初めて出番なしに終わったことを受け、「クボがウナイ・エメリ監督の信頼を失い、1月の移籍市場での退団に近づいている」と報じたのだ。

 先発も予想された久保に代わり、18歳のジェレミ・ピノが起用されたことで、「日本人は追いやられた」と伝えている。

 翌21日、その『AS』紙が続報を伝え、「クボは残留を望んでいる」と報じた。「ビジャレアルでの状況は、夢のようではないが、彼はそれを学習の一部と考えており、自分の居場所を見つけると確信している」という。

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 ただ、ビセンテ・イボーラが今シーズン絶望の大怪我を負ったことで、「状況は大きく変化した」と記事は指摘。ビジャレアルは移籍市場での戦略の見直しをしており、「(EU圏外選手枠などの関係から)日本人の退団が重要だ」としている。

 保有元のレアル・マドリーは「危機的な状況とは見ていない」ため、判断はビジャレアルのフェルナンド・ロッジ会長とエメリ監督に委ねられている、と『AS』は伝えている。

 果たしてビジャレアルはどんな決断を下すのか。19歳の去就に注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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