札幌が駒井&田中の2発で快勝し笑顔で最終節を終える! 浦和は攻撃陣沈黙で5戦未勝利…

2020年12月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

札幌は4試合ぶりの勝利に

駒井の先制点など2-0で札幌が最終節を勝利で飾った。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは12月19日に、各地で今シーズンを締めくくる第34節の9試合を開催。埼玉スタジアム2002では、浦和レッズ対北海道コンサドーレ札幌の一戦が行なわれ、2-0の快勝で札幌が最終節を勝利で飾っている。

 ここまで4戦勝ちなしと、ここにきてシーズン最長の未勝利となっている浦和が、ホームに迎えたのは同じくこちらも3試合勝利から遠ざかっている札幌。ともに中位から抜け出せない苦しいシーズンだっただけに、最終節では意地を見せて最後は笑顔で終えたいところ。

 試合はお互いに中盤でボールの奪い合いとなり、一進一退の攻防戦に。浦和は得点源である興梠慎三になかなかボールをつけられず、杉本健勇がポストプレーで攻撃にリズムを生むも、なかなか攻撃のスイッチを入れられない展開となる。

 一方、徐々に攻勢を強めた札幌は、36分にアンデルソン・ロペスとの連携でジェイがペナルティエリア手前から積極的にシュートを放つなど、得点のにおいをさせるも、両チームともに堅守を発揮し、スコアレスで時間が推移。得点が生まれないまま前半を折り返す。
 
 後半も立ち上がりからペースを握ったのは札幌だった。軽快にボールを回し押し込むと、52分にカウンターを発動。右サイドからドリブルで敵陣深くに侵入したA・ロペスが、ゴール前にパスを送ると、これに反応した駒井が左足で合わせグラウンダーのシュートをゴール右に流し込む。

 さらに、85分には田中駿汰がダメ押しのゴールを挙げ、札幌が2-0で4試合ぶりの勝利。浦和は5戦勝利でホームの最終節を勝利で飾ることは出来なかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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