<2020ベストヒット!>中村憲剛が選ぶJ歴代ベスト11「恩人のジュニーニョはやっぱり外せない!」「中盤のポイントは…」

2020年12月19日 本田健介(サッカーダイジェスト)

アウグストも選びたいが…

赤く囲っているのが「MY BEST PLAYER」。中村が挙げたのは川崎でのパートナー・ジュニーニョだ。

 2020年の名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る当企画。今回は、4月に『サッカーダイジェスト』本誌にて行なった「Jリーグ歴代ベストイレブン」企画の記事を紹介する。今シーズン限りでの引退を発表した中村憲剛が、現役生活18年間の記憶をたどって選んだ"マイベストイレブン"は――。

記事初掲載:2020年4月24日

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 4月23日発売のサッカーダイジェストでは、「Jリーグ歴代ベストイレブン」と題し、現役選手や元日本代表など総勢50名に"マイベストイレブン"を選んでもらっている。人選の条件は現在までに登録されたJリーガーで、外国籍選手は3人まで。ここでは、誌面の一部として川崎のレジェンド・中村憲剛の"マイベストイレブン"を紹介しよう。

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 実を言うと先日、那須大亮君のユーチューブチャンネルで同様の企画に回答させてもらったんですよ(その時のベストイレブンはGK川島永嗣、DF中澤佑二、田中マルクス闘莉王、内田篤人、MF鈴木啓太、遠藤保仁、大島僚太、香川真司、大久保嘉人、小林悠、FW高原直泰)。なので、今回はまったく違う11人を考えてみましょう!
 
 まずGKの候補はふたり。日本を代表される守護神の(川口)能活さんとナラさん(楢﨑正剛)ですね。本来はおこがましくて選べないんですが、ここでは能活さんを挙げさせていただきます。

(2010年の)ワールドカップでは僕はベンチで過ごす時間が長く、毎日のように能活さんの部屋に行って相談に乗ってもらったことを覚えています。(2004年の)アジアカップのヨルダン戦など神がかったセーブも凄かったですよね。

 続いてDFで浮かぶのはマツさん(松田)。ボンバー(中澤佑二)と組んだ05年、06年あたりの横浜の最終ラインは鉄壁でした。彼らをどう崩すのか、非常に楽しみでしたね。

 マツさんとともに選びたいのは、戦友のふたり。ひとりは"魂の男"アウグスト。彼のスピリットは僕のなかでずっと生きていますし、エウソン(エウシーニョ)はあらゆる能力を備えたハイスペックな選手です。
 

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