【仙台】「ふがいない気持ちでいっぱい」J1初挑戦の木山隆之監督、在籍1年での退任を発表。一時は最下位に低迷…

2020年12月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「なかなか思ったような成績を残せず…」

仙台が木山監督の今シーズン限りでの退任を発表した。(C)SOCCER DIGEST

 ベガルタ仙台は12月18日、木山隆之監督が今シーズン限りで退任することを発表した。本人とクラブで協議し、双方合意の上で決定したという。

 木山監督はこれまで、水戸ホーリーホックを皮切りにJ2クラブの監督を歴任。ジェフユナイテッド千葉、愛媛FC、モンテディオ山形をJ1昇格プレーオフまで導いた実績を持ち、今季から自身初となるJ1クラブ、仙台の監督に就任した。

 堅固な守備組織と、昨年よりもボール保持率を高めることを目標に臨んだ今季だったが、なかなか勝ち星を挙げられず、最終節を残して6勝9分け18敗の16位と低迷。今シーズンは降格の心配はないものの、一時は最下位となるなど苦しい状況が続いていた。
 
 在籍1年での退任となった木山監督は、クラブ公式サイトでコメントを発表。サポーターへの感謝など、現在の心境を以下のように綴っている。

「1年間どんな時もチームへの熱いご声援をありがとうございます。今シーズン限りで退任することとなりました。なかなか思ったような成績を残せず、ふがいない気持ちでいっぱいですが、まだ我々には試合が残っています。ホームでの勝利を目指し、全力で戦い抜きますので明日もチームへの熱い後押しをよろしくお願いいたします」

 来季から指揮を執る後任の監督に関して、クラブは決定次第報告するとしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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