【U-22日本代表 1-0 U-22マレーシア代表】サッカーダイジェスト特派の採点・寸評

2015年04月01日 サッカーダイジェスト編集部

決勝点を演出した安在、確実に決めた久保を最高点の「6.5」に。

【警告・退場】日本/なし マレーシア/なし

【サッカーダイジェスト特派記者による採点・寸評】
取材:広島由寛
 
【U-22日本代表】
GK
1 牲川歩見 6
前半終了間際の際どいシュートをビッグセーブ。キックは今ひとつだったものの、最後まで集中を切らさずにゴールを死守した。
 
DF
5 植田直通 6
持ち味であるフィジカルの強さをいかんなく発揮。鋭い出足で起点を作らせず、最終ラインでのボール回しも丁寧だった。
 
12 室屋 成 6
序盤から積極的に右サイドを駆け上がる。裏を取られてピンチを招くシーンもあったが、可能性あるクロスを数多く供給。
 
23 奈良竜樹 6
マカオ戦に比べればプレーに関与する場面が増え、植田とも好連係。的確なカバーリングと先手を取る動きも光った。
 
50 安在和樹 6.5
16分には強烈なミドルシュートで決定機を演出。久保の先制ゴールをアシストするなど、自慢の左足で見せ場を作る。
 
MF
3 遠藤 航 6
要所でプレーに絡み、中盤を引き締めるなど攻守両面で力強いパフォーマンスを披露。CKからヘッドで狙うも決められず。
 
7 大島僚太 6
頻繁にパスコースを作る動きで出し入れし、チーム全体にリズムを生み出す。途中交代するまで一定のレベルを保ち続けた。
 
11 久保裕也 6.5
トップ下でプレー。上下左右にボールを呼び込む動きも、ややキレを欠いた印象。それでもヘッドで勝利へ導く貴重なゴールをゲット。
 
14 荒野拓馬 5.5
アグレッシブにピッチを駆け回ったが、前半は効果的な仕事が少なかった。56分には渾身のシュートを放つもGKに阻まれる。
 
24 野津田岳人 6.5
左右のCKや、20分の惜しいFKなど、セットプレーでチャンスを拡大。後半はより周囲を活かすプレーで攻撃を活性化させる働きを見せる。
 
FW
9 鈴木武蔵 5.5
裏に抜け出す動きでゴールを脅かすも、シュートの精度を欠く。トップ下の久保との連係ではダイレクトでつないで崩すシーンも。
 
途中出場
10 中島翔哉 5.5
高いキープ力で足もとに収め、貪欲にゴールを狙っていったものの、結果には結びつけられず。本人も満足できない内容だったか。
 
8 原川 力 6
危険なスペースをケアしつつ、シンプルなプレーで左右に散らすなど展開力は十分。配球役としては及第点のパフォーマンスだった。
 
16 浅野拓磨 -
出場時間は限られたが、疲れの見える相手を軽やかにかわし、持ち味のスピードを活かして勢いをもたらした。
 
監督
手倉森誠 6
貫禄の3連勝で1位通過を決めたが、「引いた相手を崩す」というテーマはクリアできたとは言い切れない最終戦だった。

【PHOTOギャラリー】リオ五輪アジア1次予選 第3戦|日本 1-0 マレーシア
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