「ACLの舞台で会いましょう!!」名古屋の太田宏介が豪州1部パース・グローリーへ完全移籍!

2020年12月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

今冬にオーストラリアへ向かう4人目の日本人選手に

代名詞ともいえる左足のキックで、太田は新天地でもチームを勝利に導けるか?写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 名古屋グランパスは12月17日、所属するDF太田宏介がオーストラリア1部のパース・グローリーFCへ完全移籍することを発表した。

 横浜FCで2006年にプロデビューを果たした太田は、清水エスパルス、FC東京、オランダのフィテッセなどを経て2019年の途中に名古屋へ加入。FC東京時代の14年、15年には2年連続でベストイレブンに選ばれ、年代別の日本代表から、A代表でも7試合の出場経験を持つ。怪我などの影響もあり、今季は上位に躍進する名古屋で、リーグ戦9試合の出場に留まっていた。

 太田はクラブを通じて以下のような感謝と移籍への意気込みをコメント。

「このたび、オーストラリアのパースグローリーFCへ移籍することになりました。一年半という在籍でしたが、僕のキャリアにおいてまた一つ成長させてもらった、かけがえのない日々でした。この決断を後押ししてくれた小西社長、監督をはじめ、グランパス関係者の皆様に改めて感謝を申し上げます。このチームで培った経験を糧にオーストラリアでも自分らしく、楽しむことを忘れず、プレーしていきたいと思います。たくさんの応援、本当にありがとうございました!!ACLの舞台で会いましょう!!」
 
 太田が加入するパース・グローリーは、カタールで行なわれていたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場し、FC東京と同じグループFを戦っていた。惜しくもグループステージ敗退となってしまったが、12月27日に開幕するオーストラリア・リーグの新シーズンに向けて補強を行なっているようだ。

 今冬にオーストラリア・リーグへ移籍を決めたのは、檀崎竜孔、工藤壮人(ともにブリスベン・ロアー)、椿直起(メルボルン・シティFC)に続き4人目。現地での日本人対決にも注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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