「これが今の私の心境」惨状に目を覆うアーセナル・サポーターの写真が反響!「降格した場合を想像してみて」

2020年12月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

15位に沈み、得点数はリーグワースト4位の「10」

13日のバーンリー戦では不運な形で痛恨の“決勝点”を献上してしまったオーバメヤン。(C) Getty Images

 文字通り目を覆いたくなるような敗戦だった。

 現地時間12月13日に行なわれたプレミアリーグ第12節で、本拠地にバーンリーを迎えたアーセナルは0-1で敗れた。立ち上がりから主導権を握りながらも決定機を活かせずにいると、59分にアシュリー・ウェストウッドに激昂したグラニト・ジャカがのど輪を見舞い一発退場。数的不利となるなか、73分にはピエール=エメリク・オーバメヤンがオウンゴールを献上してしまった。

 痛恨の黒星を喫したアーセナルは1959年以来となる屈辱のホーム4連敗。順位は降格圏間際の15位に沈み、12試合を終え得点数はリーグワースト4位のわずか「10」という低迷ぶりだ。

 そんななか、この試合中に撮影された1枚の写真がネット上に出回り、話題を呼んでいる。
 
 ホームチームが1点ビハインドで、後半アディショナルタイムに突入したときのこと。敗色濃厚のなか、1人のファンが絶望的な状況に目をそらすかのように、真っ赤なマスクを目に当てアイマスクに。あまりの不甲斐なさに観戦を放棄してしまったのだ。

 この瞬間をとらえた1枚は瞬く間に拡散。米放送局『ESPN』の公式インスタグラムでは、オウンゴールをしたオーバメヤンの写真とセットで公開され、ファンからは「それは失礼だな笑」「これが今の私の心境」「アーセナルが降格した場合を想像してみて」といったコメントが寄せられている。

 また、英紙『The Sun』でも「アーセナルのファンは見るに耐えなかった。1人の絶望的なサポーターは時間が切れたように、目をカバーするためにコロナ対策用のマスクを使用することにした」と伝えている。

 苦境に立たされている名門はここから立て直し、サポーターの信頼を回復することはできるか。16日には今シーズン絶好調の4位サウサンプトンと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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