ACL準々決勝のベスト11に神戸から2名が選出! 直接FKを決めた古橋享梧とともに選ばれたのは…

2020年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「韓国チームの意表を突いた」と称賛

同点ゴールを直接FKで叩き込んだ古橋。(C)VISSEL KOBE

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、カタールのドーハで集中開催されているアジア・チャンピオンズリーグ。12月10日には準々決勝のうち東アジア勢の2試合が行なわれ、ヴィッセル神戸が韓国の水原三星をPK戦の末に競り勝ち、日本勢で唯一、ベスト4進出を決めた。

 翌日、アジア・サッカー連盟(AFC)は前日に試合を行なった4チームからベスト11を発表。神戸からは、古橋享梧と山口蛍が選出された。

 古橋は水原三星戦で直接FKを決め、「狙いすましたキックで韓国チームの意表を突いた」と称賛された。また、負傷のためベンチスタートとなったアンドレス・イニエスタにかわってキャプテンマークを巻いた山口は、「中盤の底で落ち着いてプレーし、存在感を示した」と評されている。
 
 そのほか、神戸と死闘を繰り広げた水原三星からはスコアラーのパク・サンヒョクら3人、残りはもう一つのカードで対戦した韓国の蔚山現代、中国の北京国安から選出されている。

 特筆すべきは、準決勝で神戸が対戦する蔚山現代のストライカー、ジュニオール・ネグランだろう。2ゴールを挙げてチームを準決勝に導き、AFCの公式サイトでは「ブラジル出身の33歳ベテランストライカーの存在がチームを奮い立たせ、ウルサンは勢いを増している」と激賞されている。

 神戸は13日にこのネグランを擁する蔚山現代との準決勝を戦う。イニエスタの負傷が気がかりなところだが、大一番を勝ち抜くことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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