鎌田大地と遠藤航の推定市場価格が急騰! 久保、南野、中島、冨安らが上位の「全日本人選手ランキング」を集計!

2020年12月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

ロシアで奮闘中の橋本は自己最高額に

左から南野、遠藤、久保、鎌田、冨安。森保ジャパンの常連たちが上位に名を連ねた。(C)Getty Images

 ブンデスリーガで異彩を放つ日本代表MF、鎌田大地の評価がうなぎ上りだ。

 ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が独自の算定方法で日々更新しているのが、全世界のフットボーラーを対象とした「推定市場価格」だ。選手の能力や実績、年齢、過去の移籍例などを総合的にジャッジして弾き出される評価額で、移籍マーケットにおける"価値"を示す指標として長きに渡り定評を得ている。

 そんな『transfermarkt』がアイントラハト・フランクフルトで好調を維持する鎌田の評価額をアップデート。前回の1200万ユーロ(約15億円)から33%増の1600万ユーロ(約20億円)に上昇し、全日本人選手のランキングで自身最高位の3位に浮上した。今季のブンデスリーガでは開幕から10戦連続スタメン中で、ここまで2得点・6アシストとフランクフルトの攻撃の中軸を担っている。当然の査定アップと言えるだろう。

 同じくブンデスリーガで出色の出来を披露している日本代表MF、遠藤航も375%アップと大きく飛躍した。押しも押されもしないシュツットガルトの屋台骨となったボランチは、前回の160万ユーロからわずか4か月で600万ユーロ(約7億5000万円)に到達。ドイツのサッカー専門誌『Kicker』で2節連続ベストイレブンに選ばれるなど、今後もさらに声価を高めていきそうだ。

 日本人ランキングのトップは依然として久保建英(ビジャレアル)が3000万ユーロ(約37億5000万円)でダントツの数値。2位に歴代日本人DF最高額の1800万ユーロ(約22億5000万円)を誇る冨安健洋(ボローニャ)が維持し、4位中島翔哉(ポルト)、5位南野拓実(リバプール)と続いている。

 Jリーガーでの最高位は16位タイの昌子源(G大阪)。初めてトップ20に食い込んできたのがロシアのロストフで活躍する日本代表MF橋本拳人で、130万ユーロ(約1億6250万円)から200万ユーロ(約2億5000万円)にじわりと上げている。ただハイパフォーマンスを示すなか、11月24日のロシア・プレミアリーグで膝を負傷。『transfermarkt』は「2021年3月に復帰見込み」と予想しているが、一日も早い回復を祈るばかりだ。

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