【大宮】「非常に責任を感じています」高木琢也監督が今季限りで退任へ。17位低迷に悔しさを吐露

2020年12月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨季は就任1年目からチームを上位争いへ導く

大宮が高木監督の今季限りでの退任を発表した。(C)SOCCER DIGEST

 J2大宮アルディージャは12月8日、高木琢也監督の今シーズン限りでの退任を発表した。

 高木監督は現役時代、「アジアの大砲」と呼ばれた元日本代表FW。引退後は監督として横浜FC、東京ヴェルディ、ロアッソ熊本、V・ファーレン長崎を指揮し、2017年には長崎をJ1初昇格へと導いた。

 昨シーズンから大宮の監督に就任すると、チームに3バックを浸透させるなどの手腕を発揮。1年目からJ2で上位争いを演じ、プレーオフで敗れてJ1昇格には至らなかったものの、リーグ3位と高順位でシーズンを終えた。
 
 今季も開幕4連勝と好スタートを切ったが、夏以降は連敗を重ねて、なかなか勝点を積み上げられず、現在残り3試合で12勝11分け16敗。勝点47で17位と低迷していた。

 高木監督はクラブの公式サイトで、「特に今シーズンはコロナ禍という大変な状況にもかかわらず、非常に熱い後押しをしていただいた中で、J1昇格を果たせなかったことに非常に責任を感じています。チームを離れることになりましたが、大宮アルディージャの発展を心から願っております。大変お世話になりました。あらためまして、ありがとうございました」と結果を残せなかった悔しさとともに、感謝の意を示している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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