【U-22日本代表 2-0 U-22ベトナム代表】サッカーダイジェスト特派の採点・寸評

2015年03月30日 サッカーダイジェスト編集部

2得点で勝利に貢献した中島は、文句なしの「7」。

【警告】日本/松原(59分) ベトナム/グエン・フー・ズン(12分)、フイン・タン・タイ(47分)、レ・ドゥック・ルオン(59分)

【サッカーダイジェスト特派記者による採点・寸評】
取材:広島由寛
 
【U-22日本代表|PHOTOギャラリー】日本 2-0 ベトナム

【U-22日本代表】
GK
18 櫛引政敏 6
安定したキャッチングを披露し、前半終了間際にはセットプレーから際どいシュートを放たれるも、ファインセーブで事なきを得た。
 
DF
2 松原 健 6
ロングボールを駆使して前線を走らせる。マカオ戦と同様、タイミングの良いオーバーラップで右サイドから果敢に仕掛けた。
 
5 植田直通 6
入ってくるボールをことごとく撥ね返す。西野とのコンビや、最終ラインのつなぎも問題なく、無失点に大きく貢献した。
 
25 西野貴治 6
自陣ペナルティエリア内で相手に詰め寄られる場面もあったが、大事には至らず。エアバトルでは大半を弾き返した。
 
6 山中亮輔 6
クロス、クリアともにやや正確さを欠いた印象。77分には身を挺したスライディングでピンチを未然に防いだ。
 
MF
3 遠藤 航 5.5
縦パスを狙うも精度は今ひとつ。果敢なビルドアップも相手に潰されるシーンが目についたが、つなぎは及第点のパフォーマンス。
 
7 大島僚太 6
動き自体はそれほど多くなかったが、効果的な配球でリズムを生む。素早く攻守を切り替えて守備面でも頼りになった。
 
10 中島翔哉 7
攻めあぐねる展開のなか、値千金の先制弾を挙げる。後半は相手のギャップで受ける回数も増え、アディショナルタイムに2点目をゲット。
 
13 南野拓実 6.5
積極的にシュートに持ち込む姿勢で、中島のゴールを導く。要所でプレーに絡み、左サイドから攻撃を活性化させた。
 
20 矢島慎也 6
攻守両面で精力的に顔を出して、ボールの流れを良くする。相手のクリアをそのまま狙った51分のシュートは決めたかった。
 
FW
11 久保裕也 5.5
ポジションを下げて組み立てに参加し、あるいはサイドに開いて打開を試みるも奏功せず。周囲と呼吸が合わない場面も散見された。
 
途中出場
9 鈴木武蔵 6
裏を狙う動き出しで攻撃にダイナミズムを生む。2戦連続ゴールとはならなかったが、存在感は示した。
 
19 豊川雄太 6
相手にブロックされたものの、交代直後にさっそく惜しいシュートを放つ。セットプレーでは正確なボールを供給した。
 
16 浅野拓磨 ―
植田のフィードを右サイド深くで受け、丁寧なパスで中島の2点目をアシストするなど、短い出場時間のなかで貴重な仕事をした。
 
監督
手倉森誠 6
先制するまでは難しい時間が続いたが、焦れずにゲームを進めて連勝を飾る。交代策で攻撃を機能させるなど、盤石の采配を見せた。
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