三好康児が今季2点目、伊東純也が4試合連続アシストと躍動! ベルギー日本人対決、勝敗の行方は?

2020年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

首位ヘンクと4位アントワープの対戦

お互いに先発出場した伊東(左)と三好(右)
 (C)Getty Images

 現地時間12月6日、ベルギー・リーグ第15節が行なわれ、日本代表MF伊東純也が所属する首位ヘンクは、ホームで同じく日本代表MF三好康児を擁する4位アントワープを迎えうった。ふたりはともに先発を飾っている。

 試合は開始直後に動く。3分、三好はホンゴラのフィードに反応して右サイドを駆け上がり、ドリブルを振り切りながらDFを振り切って、左足を振り抜く。グラウンダーのシュートはGKの逆を突き、右サイドネットに突き刺さった。

 だが、リードは長く続かなかった。19分、同リーグで現在得点ランキングトップのポール・オヌアチュがムノスのクロスに合わせて右足で蹴り込むと、23分には左足でネットを揺らし、一気に逆転する。

 前半を2-1で折り返すと、後半はヘンクがより主導権を握って試合を進める。その流れを変えるべく、58分にアントワープは3バックから4バックに変更。三好は左サイドにまわる。

 しかしこのわずかなスキを逃さず、ヘンクFWボンゴンダがDFのパスミスを拾ってチームの3点目、そして自身の今シーズン10点目をゲットする。

 その後はアントワープが攻勢を強めるも、ヘンクもカウンターを狙った攻撃を展開し、伊東も存在感を見せる。72分にはボンゴンダが伊東のパスから抜け出してゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドで無効となる。

 一方の三好はボールタッチの場面は増えるが、なかなかヘンクの守備陣を崩すことができない。だが、粘り強く攻め続けた結果、83分にジョルダン・ルカクのクロスにムボカニが飛び込みドンピシャのヘディングシュート。1点差に詰め寄る。

 86分には三好自身が獲得したCKからのこぼれ球をダイレクトシュートで狙うが、大きく枠上に飛ばしてしまう。

 ヘンクはその後、伊東のアシストから途中出場のデッセルスが4点目を叩き込み、4-2で突き放した。

 試合はこのまま終了。ヘンクはリーグ戦の連勝を7に伸ばし、首位を維持している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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