FC東京はまたもACLベスト16の壁を越えられず!一発に泣き北京国安に敗れる

2020年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

過去2大会に続き、三度ベスト16で中国勢相手に涙

積極的にシュートを放つも、不発に終わったレアンドロ。写真:FC東京

 現地時間12月6日、FC東京はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦で、北京国安(中国)と対戦し0-1で敗戦。ベスト16で大会を去ることになった。

 最終節のパース・グローリー(オーストリア)戦から中2日で臨んだこの一戦。前線にはレアンドロ、永井謙佑、原大智が並び、アンカーにはグループステージから引き続き森重真人が入った。

 立ち上がりは互いに激しく身体をぶつけ合い、五分五分の展開が続く。15分にはレアンドロがペナルティエリア手前の左にドリブルで運び、積極的にミドルシュートを放つが、GKの正面でキャッチされてしまう。

 20分にはピンチ。敵陣でボールを奪われ、最後はゴール前中央で広州恒大から期限付き移籍で加わっているアランにシュートを打たれるが、わずかに枠の左に外れ、難を逃れる。

 45分+1分にはゴール前の好位置でFKを獲得。キッカーのレアンドロは右足で狙いすましたシュートを放つも、惜しくも枠の右に外れ、先制とはならない。
 
 スコアレスで折り返すと、後半は北京国安がやや押し込む展開に。それでも森重らを中心に堅い守備を見せ、ゴールは割らせない。

 だが、59分についに失点。右サイドからブラジル代表としても活躍したレナト・アウグストにクロスを上げられ、アランに押し込まれた。

 なんとか反撃したいFC東京は、69分にアダイウトンと高萩洋次郎、80分には中村帆高と紺野和也の大卒ルーキー2人を投入する。

 だが、最後まで北京国安の牙城は崩せず、0-1で試合終了のホイッスル。FC東京は3度目のACL参戦で、過去2大会(2012・2016)に続き、またもベスト16で中国勢相手に涙をのんだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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