【J2】首位徳島が4発快勝でJ1昇格に王手!2位の福岡はドローも、3位長崎が敗れ勝点差は4に拡大

2020年12月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半一気に畳み掛けて勝負を決める

北九州戦で先制ゴールを挙げた徳島の岸本。写真:徳原隆元

 J2リーグは12月2日、各地で38節の11試合を行ない、首位の徳島ヴォルティスが勝利を収め、昇格に王手をかけた。

 徳島はホームでギラヴァンツ北九州と対戦。開始6分に岸本武流のゴールで先制すると、59分には渡井理己の追加点で北九州を突き放す。72分に北九州の鈴木国友のゴールで1点差に詰め寄られるものの、徳島は84分に垣田裕暉、後半アディショナルタイムには浜下瑛のゴールで4-1と快勝した。徳島は勝点を80とし、次節に勝利すれば、他チームの結果に関わらずJ1昇格が決まる。

 2位のアビスパ福岡は敵地でファジアーノ岡山と1-1で引き分けた。53分に重廣卓也のゴールで先制した福岡だったが、58分にイ・ヨンジェに同点弾を許し、そのまま1-1のドロー決着となった。福岡は勝点を74として2位をキープしている。

 一方、3位のV・ファーレン長崎は敵地で京都サンガF.C.と対戦。前半、長崎は京都の曽根田穣、仙頭啓矢に得点を許し苦しい展開。69分にルアンが1点を返すも及ばなかった。長崎は勝点70で足踏み。この結果、福岡との勝点差は「4」に広がっている。

 またわずかに昇格の可能性を残すヴァンフォーレ甲府は敵地でレノファ山口FCと対戦し、2-0で勝利。武田将平、中山陸がネットを揺らした。甲府は勝点を61とし、他の上位チームより1試合多い5試合残している状況だ。

38節の結果は以下の通り。

山形3-2町田
水戸2-1磐田
群馬1-0松本
大宮3-3愛媛
東京V1-1千葉
新潟2-2栃木
京都2-1長崎
山口0-2甲府
徳島4-1北九州
琉球0-2金沢
岡山1-1福岡

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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