「レンガの公衆便所みたいだろ!」アーセナルDFがウルブスの韋駄天に放った“歴代屈指の文句”が話題に!

2020年12月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「筋肉マン」と競り合ってファウルを取られて憤慨

フィジカル自慢のトラオレ(左)とのマッチアップでホールディング(右)が放った言葉が話題を呼んでいる。 (C) Getty Images

 日夜、激しい肉弾戦が繰り広げられているプレミアリーグで、アーセナルのDFが放った一言が話題を呼んでいる。

 事の発端となったのは、現地時間11月29日に開催されたプレミアリーグ第10節、アーセナルが本拠地エミレーツにウォルバーハンプトンを迎えた一戦での一コマだ。

 試合終了間際の85分のことだった。アーセナルのCBロブ・ホールディングが、カウンターを仕掛けようと左サイドからの突破を試みたウルブスの"韋駄天"アダマ・トラオレと対峙。その際に両者がもつれ合って転倒してしまうのだが、マイケル・オリバー主審はホールディングのファウルを取ったのだ。

 自分のファウルだと気づき、判定に激高したイングランド人DFは、相手にボールを投げ捨てると、咄嗟にこう吐き捨てたのだ。

「あいつはレンガでできた公衆便所みたいな身体してんだろ! それで倒れるってどうなってるんだよ!」

 もちろん暴言に値するため、オリバー主審はホールディングにイエローカードを突き付けるのだが、25歳のイングランド人DFの言い分も一理あるかもしれない。
 
 なぜなら、トラオレは一部の現地メディアから「筋肉マン」という愛称を付けられるほどに筋骨隆々で、ちょっとやそっとの当たりでは倒れないだけの体幹とスピードの持ち主であるからだ。プレミアリーグ屈指の身体能力を誇る相手だけに、ホールディングは「シミュレーションではないのか」と主張したかったのかもしれない。

 このホールディングが漏らした"本音"は、ピッチサイドに置かれた中継用のマイクに拾われ、全世界に拡散。SNSでは次のようなコメントが目立った。

「ホールディングが怒るのも分かる」
「トラオレは倒れ過ぎだ」
「でもファウルをしたのは君だ」
「歴代でも屈指の文句だ」
「誰もが思ってることを彼は代弁してくれた」

 結果としてウルブスに1-2と敗戦し、リーグ3戦未勝利となったアーセナル。チームが上手くいかずフラストレーションの溜まる状況も、ホールディングが"暴言"を吐いてしまう一因になったのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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