【ゴラッソ/この一枚】これぞストライカーの一発。上田綺世の力感あふれるフィニッシュ

2020年11月29日 サッカーダイジェスト編集部

放たれたボールは相手GKの手を弾いて――

相手ゴール前で右足を一閃。豪快なシュートを浦和ゴールにぶちこんだ。(C)SOCCER DIGEST

[J1第30節]鹿島4-0浦和/11月29日/カシマ

 まさにゴラッソ。これぞストライカーの一発を、上田綺世は浦和相手にぶち込んだ。

 33節・神戸戦で決めたゴールしかり。相手ゴール前で右足を強振。振り抜いた後の高く上がった軸足が、ボールにこめられたパワーの大きさを物語る。

 2-0で迎えた50分、ファン・アラーノからのパスを受けて、そのままシュート。放たれたボールは相手GKの手を弾いて、ネットを揺さぶった。

「ファンがボールを持った時に、背後を抜けようかなと思ったんですけど、前半から僕自身がけっこう動き出していて、ディフェンスラインが下がり気味だなとは分かっていたので、あえてちょっと止まってみて。

 ファーストタッチでちょっと詰まって、イメージどおりではなかったんですけど、詰まったぶん、相手との間合いも遠かったので、逆に上手くシュートまでいけました」

 そんな駆け引きもあった。力感あふれるフィニッシュは、計算されたファインゴールでもあった。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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